給与ファクタリング地獄
こんにちは。あきこです。
給与ファクタリングってご存知ですか？
簡単に説明すると、給与債権の一部を譲渡してお金を受け取り、給料日に手数料を足して返済するというものです。
実は私先月まで６社も利用していました。
すぐにお金が振り込まれるのはとても魅力的なのですが、とにかく金利が高いです。
もう２度と利用しないと思っています。
簡単に説明していきますね。
そもそもなぜ給与ファクタリングに手を出してしまったのか
初めて借りたのは去年の11月です。
友人から、とあるアーティストのチケットが取れたから一緒に行こうと誘われて行く！と返事をしたのですが、その会場がまさかの福岡で、しかも飛行機とホテルの料金を私が立て替えることになったのです。
私はプライドが高いので「お金がないから…。」と断ることがどうしてもできませんでした。しかし去年の11月の私はキャッシング枠もショッピング枠も限界まで使っていて、カードは使えず現金も持っておらず、新たな借り入れも断られている状態だったのでどうしようもできませんでした。
そんな時、テレビで給与ファクタリングを利用して債務整理を行った方のインタビューを見たことを思い出して、「給与ファクタリング ランキング」で検索をしました。
(余計なこと思い出すんじゃなかったと今でも思っています…)
そこには、「在籍確認なし・ブラックOK・即日」という嬉しい言葉が並んでいました。
当時の私からしたら本当に嬉しい文字たちだったんですよね。なので、すぐに申し込みました。
これがファクタリングに手を出してしまったきっかけです。
地獄への入り口
申込に必要な書類は、①身分証明書②保険証③２ヶ月分の給与明細④社員証等働いていることが証明できるもの。です。
これらの書類を申し込みと同時に送ったところ、すぐに電話がかかってきました。
「債権を譲渡するので、どこからいくら借りているのかは問題ないが、返済能力があるのか調べたいから借入先・借入額・毎月の返済額を嘘偽りなく言うように。」とちょっと威圧的に言われました。
すべて伝えると、「若いのになんでそんなに借入あるの？だらしないの？部屋汚いでしょ」
と、この時点でやっぱりやめようかなと思ったのですが、お金に困っていて今すぐに欲しかったのも事実なので、
「すみません。そうです。」と答えました。
その後、「在籍確認が必要なので、会社に個人名で電話しますね。いつなら出れますか？」
在籍確認ないんじゃなかったの!?と思いましたが、すぐに可能であることを伝え、
その日のうちに振り込まれていました。
そしてそのお金で無事福岡へ行くことができたのでした。
返済ができない！
お金を借りたということは返済がありますよね。
12月に8万円を返さなくてはいけなくなったわけですが、そこで支払ってしまったら他の返済ができません。
ですが、返済に1分でも遅れたら自宅か勤務先に回収に行きます。と言われていたのでこちら最優先で返済しなければいけません。
そんなときに、再契約のお話しがありました。
1度契約したら、次から審査なしで同額振り込んでもらえる。というものでした。
なので、8万円返してすぐに再契約の連絡をしてお金をもらう。というのを繰り返していました。
未来が見えない
１度この沼にハマってしまったらもう抜け出せません。
最初は１社だったはずなのに気が付いたら６社とやり取りしていました。
もう先が真っ暗で先が見えない状態でした。
借りては返してを繰り返し、まさに自転車操業状態です。
どうにかしたいと思っていましたが、どうにもできませんでした。
恥ずかしくて親には頼めないし、友人にお金貸してなんて言えません。
給付金に救われた
もうどうしようもないなって時に国からの給付金が入ってきました。
本当に助けられました。
国から頂いた10万円はファクタリングの返済にあてさせて頂きました。
ということで私のファクタリング地獄は給付金のおかげで半年で抜け出すことが出来ましたが、失ったお金はかなり多いです。
戒めのために最後にまとめて書いておきますね…。
・A社 借入金6万4000円返済金8万円
借入日2019年11月8日
2019年12月1日
2019年12月28日
2020年1月26日
2020年2月26日
2020年3月26日
・B社 借入額3万円 返済額5万円
借入日2020年2月26日
・C社 借入額35000円 返済額5万円
借入日2020年2月6日
・D社 借入額2万円 返済額5万円
借入日2020年3月26日
・E社 借入額26700円 返済額5万円
借入日2020年4月28日
・F社 借入額19000円 返済額5万円
借入日2020年4月28日
利息分：185,300円
この利息分が帰ってきたら…。
ファクタリングに手を出したのも自業自得だし全て自分のせいなんですけど、帰ってきたらなぁと思っちゃいますね。
